ユーザビリティに注力した新商品の企画・開発プロジェクトへ、アイデアを提供してもらえる企業と外部スタッフを探したい。
依頼者が「懸案」とする以下について、ヒントを得るため

このオーダーを受けた、シナジーゲートプロデューサーからの提案
Y氏・・・依頼者 メーカー勤務
O氏・・・システム会社社員
S氏・・・デザイン事務所主宰
K氏・・・フリーランスライター
T氏・・・技術者(地方在住)
M氏・・・ショップオーナー(地方在住)
A・・・座長・シナジーゲートプロデューサー
<第1部>
18:00~19:00 開会 自己紹介とフリートークによる交流会
<第2部>
19:00~21:00 依頼者がさらに話をしたいと思う参加者との個別交流。参加者から自己アピールなど

参加者は、K氏を除きSkypeやMSNメッセンジャーによるオンライン会議の経験があり、座長Aの招待メッセージに従って交流会場へと入室。K氏はこれまで紙媒体を中心とする業務内容から、まだオンライン通話環境が整ってないため、チャットによる参加を選択。
事前にそれぞれのプロフィールをメール配布。当日は音声のみの交流ということで、まず最初に「声」による自己紹介があり、相手の特徴とキャラクターをつかんだ。
その後、自分の経歴や業務について三々五々語りはじめ、興味深い発言については積極的に質問も挿入されるとともに、軽めの話題では笑い声も飛び交う。依頼者と参加者へ向けて、プロデューサーよりあらかじめ「第1部では、性急に案件へ係る話題を出さない」と周知していたことで、まさに和やかな交流形式にて会が進行。
19時以降の第2部についても、座が打ち解けたタイミングで引き継がれ、全員が参加。ここからは依頼者へ向けた参加者の実績やアイデア、仕事へのこだわり、あるいは依頼者と参加者の突っ込んだ質疑応答など、ビジネスの話が中心となる。
第2部の閉会時には依頼者から参加者、参加者から依頼者へ「また会いましょう!」「連絡しますよ」と呼びかけあうなど、良い時間を過ごしたことへの満足と今後の展開へ手ごたえを感じる、対面での交流会にも遜色ない内容となった。

このたびは「オンライン交流会」の開催、ありがとうございました。 ご提案をいただいた当初、実際どのような集まりになるのか想像もつきませんでしたし、音声のみの交流ということで、相手の詳しい業務内容や人となり、どんな技術・アイデアをお持ちで当社とどのように連携を図っていただけそうかなど、私自身きちんと理解して手ごたえを感じられるか、少し心配でした。
しかし、プロデューサーAさんが、事前にシナジーゲートの技術・アイデア登録者からしっかり人選し、プロフィール情報も早めにいただいたので、参加者についてはある程度把握できました。また当日まで、気がかりについては何度もメールで相談させてもらい、そのたび不安を払しょくする丁寧なお返事をいただいたことに、感謝しています。
交流会は、結論から申し上げて、私にとってこれまで感じたことのない、刺激的なひとときになったと思います。
単純に、音だけがすべての判断材料となるのですから、相手の声の雰囲気、トーン、話し方、そしてもちろん内容といった、あらゆる情報を受け取らなくてはと、いつもよりも「話そのもの」に耳を傾ける姿勢を持ったのが、私自身これから先、仕事の進め方へ良いヒントとなりました。
また内容についても、業種・職種ごとの思考特性や作業プロセス、夫々業務上の強み、はては趣味の話にいたるまで直にお話をうかがうことができたのと、お住まいの地域性や消費者行動へと話が及び、参加者のみなさまには取引先候補だけでなく、ユーザー代表としてのご意見も承る機会となり、商品開発やマーケティングの観点からも収穫がありました。
一例をご紹介させていただきますと、弊社既存のデジタル文具について、フリーライターKさんからのご意見に「興味はあり、店頭で手に取ったこともあるが、アナログ人間の自分にはどれほど役立つか実感が湧かなかった」とございました。
これはとても重要なことで、ある商品の上位モデルを発売する際、使い慣れている方や興味をお持ちの方へどれだけアピールできるかがテーマになりがちですが、本来我々は、より多くの新規ユーザー様にお買い求めいただけるよう、努力しなくてはなりません。
極端にいえば、商品をご存じない方や興味ない方の目にこそ留まり、必要性を意識していただく。そして「これなら私にも使えそう」と、直感いただく気安さを持つ。それはすでにご愛顧いただいている方も含めて、「ユーザビリティ」のひとつになるのですね。
こうしたやり取りから、いま我々に求められるものとは、ニッチなターゲットだけに「新しい、すごい」と喜ばれるだけでなく、そうでない方へも「こんなに簡単に使えて、あなたの生活をもっと便利にするんですよ」と、潜在的なお困りごとを解決して差し上げる要素、つまり昨今流行りのコンサルティング営業ならぬ、「コンサルティング企画・開発」であると、今更ながら気づいたのです。
その具体的手法についても、内部の人間のみではついぞ思いつかないユニークなご意見も多々集まり、それが実現可能かどうかは別に、課題としてしっかり承りました。
今回の参加者様については、さっそく社内で検討し、予定されるプロジェクトにお力添えをいただければと存じております。今後ともよろしくお願い申し上げます。